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RPGツクール2000製のフリーのRPG。
http://taroutwo.web.infoseek.co.jp/
↑作者さんのサイトはこちら。
最初から最後まで、とにかくもう面白かった。
特にラストバトルの展開が燃えすぎる。個人的に滅茶苦茶好きな演出だから感想に補正がかかってる気がしなくもないが、あの展開で燃えるなと言われる方が無理だ。いや、明らかにあのゲームとあのゲームの影響モロ受けだよなあ……って感だったけど、そこに至るまでのストーリー展開と、キャラ設定が魅力的に作られてたからこそ、あの展開が映えるわけで……ごめんなさい、ちょっと冷静になります。
基本コメディ、中盤から終盤に向けてシリアスになるという感の、「B.B.ライダー」的なアレですが、この手のゲームってそういやRPGだと他になんかあったっけかなあ?
登場キャラが片っ端から個性極まりすぎです。別世界から召喚された(自称)魔王は主人公の中に精神だけで宿って外界に影響を及ぼせなくなって他キャラから弄られ放題。その他アホの子だったり、熱血バカだったり、ダメ人間だったり、変態だったりと、まっとうなキャラがほとんどおりません。
そんな中で、ある意味で極めつけが主人公。要所要所で「選択肢」という形で主人公が喋るのですが、ほとんど必ずと言っていいほど他者をおちょくる台詞かふざけた台詞か投げやりな台詞かの中からの選択です。しかも、無表情で。
そのせいで、ツッコミいれたり、深く傷つけられたり、泣きそうになったりする(自称)魔王のキーファ君は、どうしても魔王の威厳が保てず、始終漫才を行ってるような旅の道程となっております。
中盤から重い展開になろうとも、その基本スタンスは変わること無く、むしろ変わることないまま立ち向かっていく姿が実に素晴らしいです。
主要キャラどいつもこいつも皆気に入ったのですが、特に気に入ったのはやっぱ(自称)魔王のキーファ。「こういう時、アイツはこう言うんだろうな。『どうでもいい』」って台詞は、もうマジで格好良かった。あと「薙ぎ払え」。
力作だなあと感じると同時に、このゲームは作者さんが本当に楽しんで作ってたんだろうなあとも感じさせられる、ほんと素晴らしい作品でした。実に良いハッピーエンドが見れました。
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